りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
東京芸術劇場北九州芸術劇場
いわき芸術文化交流館 アリオス
静岡県舞台芸術センター
上田市交流文化芸術センター サントミューゼまつもと市民芸術館
神奈川芸術劇場(KAAT)神奈川県民ホール
フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)新国立劇場
彩の国さいたま芸術劇場
久留米シティプラザ滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
兵庫県立芸術文化センター
世田谷パブリックシアター富山市芸術文化ホール(オーバードホール)
芸文センター(愛知芸術劇場)宮崎県立芸術劇場(メディキット県民文化センター)
水戸芸術館
島根県民会館
ロームシアター京都
熊本県立劇場
穂の国とよはし芸術劇場PLAT
札幌文化芸術劇場
高崎芸術劇場
那覇文化芸術劇場なはーと

KAAT人材育成プログラム 第3回 グリーンシアター・ワークショップ

ライフサイクルアセスメント(LCA)を活用して、持続可能な未来を目指そう

「サステナビリティ」、日本語では「持続可能性」。 将来にわたって環境がその多様性や生産性を持ち続け、その中で私たちの社会がその機能を継続していくことのできるシステムやプロセスのこと。いま社会が取り組むべき大きな課題です。舞台芸術に関わる者も社会の一員として例外でいることはできません。 KAATは、環境に配慮しながらこれまで以上に豊かな表現を生み出す舞台芸術(グリーンシアター)の姿を考えるために、継続的にワークショップを開催しています。今回は、広く産業界で用いられているライフサイクルアセスメント(LCA)という手法について学びます。 また課題に対してグループワークをおこない、各参加者の理解を深め、その実践に繋げていくことを目指します。

■日程: 2025年6月21日(土)13:00~16:00
■会場: KAAT神奈川芸術劇場 <中スタジオ>
■講師: 田中晶子(LCA学会企画委員、SuMPO認定LCAエキスパート)
■ファシリテーター:
 大島広子・鈴木奈津子(Image Nation Green)
 堀内真人(KAAT神奈川芸術劇場支配人)
■対象: 舞台芸術に携わるすべての方・舞台芸術に関心を持つすべての方
■お問い合わせ:(公財)神奈川芸術文化財団 社会連携ポータル課 045-222-0553

※LCA(ライフサイクルアセスメント)とは?製品やサービスの原料採取から廃棄・リサイクルまでの全工程で発生する環境負荷を数値で定量評価し、「見える化」する手法。環境に配慮した製品開発や改善に活用されています。 

KAAT舞台技術講座2025「実現するちから」を学ぶ~ヘアメイク編~

作品を創作するとき、美術、照明、音響、映像、衣裳などのデザイナーは、より良い上演を目指して、演出家の意図に沿い様々な提案をおこないプランを立案します。そして、そのプランをもとにして、さまざまな技術者が専門的なスキルを用い、それを実際にかたちにしていきます。 そこでは、どのような技術が用いられ、どのような仕事がおこなわれているのでしょうか。 KAAT神奈川芸術劇場は、そうした「実現するちから」を学ぶ場として、さまざまなデザイン、プランを具現化していく技術者に焦点を合わせた講座を、舞台芸術を学んでいる方、舞台芸術に関わる若い方々、創作の過程を学びたい劇場管理者、制作者の皆さんに向けて、開催しています。 今回は、演出家の意図を具現化するために、衣裳や、あるときは舞台美術のデザインとの関連を考えながら、また俳優とのコミュニケーションをとりながらつくりあげられるヘアメイクの世界についての講座を、現場におけるヘアメイクアップアーティストとしてもKAATをはじめ数々の劇場や撮影などの作品や現場に関わってきた河村陽子さんを講師に迎え、開催いたします。

講座日程:2025年6月10日(火)13:00~16:30
会場:KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>

講師:河村陽子  Vitamins
山口県生まれ 日本美容専門学校卒業 SHIMA美容室に8年勤務後、渡仏、フリーになる。帰国後Vitaminsに所属。 同年、高橋功亘氏に師事、舞台ヘアメイクに目覚める。 以降多くの舞台,撮影に関わり、2018年より「阿佐ヶ谷スパイダース」に参加。 これまで「蜷川幸雄」「野田秀樹」「三谷幸喜」「いのうえひでのり」「長塚圭史」「鈴木裕美」「三浦大輔」「森新太郎」「蓬莱竜太」「河原雅彦」「小林香」など多くの演出家の作品に参加している。

講座内容:
1,舞台におけるヘアメイクプラン 30min
 >自己紹介を兼ねて、河村さんのこれまでの現場遍歴とヘアメイクとの関わり
 >ヘアメイクプランのたて方
2,ヘアメイクプランを具現化する 60min
 >河村さんがこれまで関わってきた現場でのヘアメイクプランの考察
(休憩 15min)
3, 舞台におけるヘアメイクを実際に見てみる 90min
 >ヘアメイクプランの基礎
 >ちょっと変わったヘアメイクプランの実際
4,質疑応答 15min

申し込み期間:2025年5月17日(土)から
申し込み方法:チケットかながわにて
定員:50名(先着順・要事前申込)+公技連
参加費:2,000円(当日受付支払い) ※公技連加盟館 無料
問い合わせ先:
(公財)神奈川芸術文化財団 社会連携ポータル課 045-222-0553

助成:
 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
 独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:公共劇場舞台技術者連絡会

以下、詳細内容については、こちらからアクセスしてください。
https://social-inclusion.kanagawa-arts.or.jp/lecture/129#support_content

『舞台技術の共通基礎―公演に携わるすべての人々に』改訂版2025

劇場等演出空間運用基準協議会により、『『舞台技術の共通基礎―公演に携わるすべての人々に』改訂版2025』が、発行されました。

劇場・ホールの歴史や、舞台機構、照明、音響、映像それぞれの設備・機器の説明、制作過程についての基礎をまとめた 『舞台技術の共通基礎―公演に携わるすべての人々に』。 特別教育の対象となった危険度の高い作業においては、イラストを用いて分かりやすく説明があります。さらに、公演中のアクシデントや地震などの自然災害・火災・感染症拡大などの緊急時に、公演の再開/中止を判断するにはどのような手順と備えが必要になるかなども表やチャートにまとめられています。 舞台技術に関する基礎的な知識を横断的に網羅し、舞台技術者はもちろん、制作者や施設管理者にとっても活用度が高い1冊です。

「舞台技術の共通基礎」(定価:税込み2,970円)は、劇場等演出空間運用基準協議会ウェブサイトよりご注文いただけます。サンプルページ(PDF)も公開されています。
https://www.kijunkyo.jp/

2025年度 公技連協働プロジェクト一覧

公技連加盟館による2025年度の協働プロジェクト一覧です。

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世田谷パブリックシアター『舞台技術講座51th Technical Theatre Training Program』

世田谷パブリックシアターでは『舞台技術講座 51th Technical Theatre Training Program』を2025年3月12日(水)~15日(土)に開催します。 本講座は、これからの舞台芸術を担う人材の育成を目的とした講座です。 第51回は、舞台技術に興味がある、音響・照明の基礎を学びたい、舞台技術を身につけたいと考えている、 普段は観客の人からプロを目指している人まで、目的別に3コースから選んで受講いただける基礎&入門編です。

◎舞台音響基礎講座 2025年3月12日(水)13:00~18:00
いままで音響機材を使った事がない、少し経験がある…など、初心者向けの音響講座です。実機を使いながら実技を中心に学びます。
対象:どなたでも
参加費:3,000円
募集人数:25名

◎舞台照明入門講座 2025年3月13日(木)13:00~17:00
未経験者が対象です。舞台に興味がある方に、実際に照明機材に触れていただき舞台照明を経験していただく講座となります。
対象:26歳以上の未経験者(学生不可)
参加費:3,000円
募集人数:20名

◎舞台技術安全講座
 2025年3月14日(金)13:00~17:00・2025年3月15日(土)13:00~17:00

舞台芸術の現場で必要となる基本的な安全知識と舞台技術をテキストに沿って学ぶ講座です。
対象:どなたでも
参加費:各日1,500円
募集人数:各日10名
※両日とも内容は同じです。

講座会場:世田谷パブリックシアター シアタートラム
申込期間:2025年2月21日(金)12:00~2月28日(金)17:00

詳細は、下記Webページをご参照ください。
https://setagaya-pt.jp/programs/24461/

劇場、音楽堂等公開シンポジウム『改めて考える劇場・音楽堂等の役割について』

劇場を取り巻く環境は、物価高、光熱水費高騰など近年ますます厳しくなっています。さらには、設置自治体の補助金の削減、劇場・音楽堂等機能強化推進事業を始めとする劇場・音楽堂等を対象とする助成金の縮小にはじまり、国の文化施策として稼ぐ文化、自走ということを強く打ち出してきています。このような状況の中で、基本に立ち返り、劇場・音楽堂等が果たすべき役割、とそのために行わなければならないことを考えるため議論したいと思います。

日時:2025年2月28日(金) 15:15 開始 18:00終了予定
場所:世田谷文化生活情報センター セミナールームA・B(世田谷パブリックシアターが入っているキャロットタワー5 階)
登壇:野村 政之(信州アーツカウンシル ゼネラルコーディネーター)
   佐藤奈々絵(劇場、音楽堂等連絡協議会音楽部会長、熊本県立劇場)
司会:矢作 勝義(劇場、音楽堂等連絡協議会会長、穂の国とよはし芸術劇場 PLAT)
主催:劇場、音楽堂等連絡協議会(劇音協)
共催:公益社団法人全国公立文化施設協会 公益財団法人せたがや文化財団
後援:公益社団法人日本芸能実演家団体協議会 公共劇場舞台技術者連絡会

視聴用YouTube

KAAT神奈川芸術劇場x東京芸術劇場 KAAT舞台技術講座2025 「~舞台演出における無線制御と関連法令~『技適』って何?」

劇場で行われる舞台演出において、電波を使用した無線制御などを可能にするワイヤレス機器と、日本の電波法との整合性の問題が折りに触れて浮上します。 この背景について遵守すべき関係法令、関連する技術的な事柄について改めて学びます。 さらに現場の実例から舞台照明及び電飾のワイヤレス制御(ワイヤレスDMX)を取り上げ、課題となったことや実際の対応の例を紹介し、同様のケースにおける対処や今後の可能性について考察を加えます。

日程:2025年1月21日(火)13:00〜16:00 (開場は開演の30分前)
会場:KAAT神奈川芸術劇場 <ホール> ※ステージ上にて行います。
講師:KAAT舞台技術課職員、東京芸術劇場 管理課舞台管理担当職員 他
参加費:1,000円(全席自由・税込)
対象:創作上演に携わる舞台技術者、施設管理に従事する舞台技術者、制作者をはじめ広く舞台芸術に関わる方
申込方法:チケットかながわ より必要事項をご入力のうえ、お申込みください。
定員:40名(先着順・要事前申込)

詳細は、下記Webページをご参照ください。
https://www.kaat.jp/d/butai2501
https://www.geigeki.jp/performance/event334/